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1977年のコンピューターミュージック・コンファレンス

 その昔、Synapse(シナプス)っていうシンセの雑誌があって、12~3冊くらいは出てました。日本では1970年代後半にアスキーが扱ってて、イシバシ楽器とかで売られてました。

 この本のアーカイブが、電圧制御タブラとか作ってるCyndustriesっていうガレージメーカーのサイトにあり、以前ダウンロードしといたんだけど、ノートパソコンじゃ読みにくくてちゃんと見てなかったんですよ。

 だけど iPad の無料ブックリーダーを使って読んでみたら、色々と面白い記事が出てました。

 その中で 1977 年にカリフォルニアで行われたコンピューターミュージックの会議とデモライブの様子を伝えた記事がありました。

 この頃はまだコンピューターで音楽の何をどう演奏するのか?というスタイルを探してる段階で、波形合成、ライブパフォーマンス時の制御、作曲のための補助、コンピューター自身による作曲とかが渾然一体になってるようなケースもあったみたい。

 例えばライブで作曲家が直接コンピューターに指示を出して、コンピューターがその場で計算して指定された音を出す、という感じ。今なら鍵盤弾いたら音が出るという、当たり前のプロセスそのものがライブの中心となってたりしたみたいです。

 しかも出て来る音は音楽的かというと、トンデモなかったらしいです。

 当時のシステムはもっぱら DEC の PDP-10 や 11 を使用してたみたいだけど、中には KIM-1 といったワンボードコンピューター(日本でも5万前後で売ってたと思う)を使ったような物もあったみたい。

 ただその中でも、ベル研究所とスタンフォードのチョーニング教授の技術は突出してたみたいで、各々が Synergy とか Yamaha の DX-7 や New England Digital のシンクラビアーとかへ発展して行ったわけです。

 コンピューターによる作曲のアルゴリズムの詳細については、同時期に MIT から出た Computer Music Journal ってのに詳しく載ってます。こちらはアーカイブが amazon でも買えます。

 この中からチョーニング教授の FM 音源は商業的成功にも結びつき、その後はバーチャル音源なんかもスタンフォード大から出て来てるわけで、日本でも音楽大学と電子工学系の大学がコラボレーションして何かに挑戦して欲しいもんです。


iPad/アナログシンセ/レゴ 等の各種動画をまとめて見られるページはこちらを参照して下さい。




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