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妙な方向に走り出すコンピューター文化

 それまでのゲームは所謂、反射神経系の物が中心だったわけですが、Apple II のゲームにはシミュレーションゲームやアドベンチャーゲーム、それに RPG が多く出るようになりました。

 シミュレーションゲームの中には「Three Mile Island」なんていう原発シミュレーションもあり、当時随分話題になりました。

 こう言ったゲームはマイコンマニアが日々楽しんでいたわけですが、1982~3年あたりになると、大ヒットゲームが登場し、それに伴ってスタープログラマーが登場して来ます。例えばこないだの blog にもソフトの写真を載せた Bill Budge(ビルバッジ)や、ナジアジェベリ(筆名だっけ?)、Paul Lutus と言った人達は自分たちで作ったソフトを当時あちこちに出来たマイコンショップの流通網に乗せて大儲けをしたわけです。

 さらに、その元になるマイコンを作った Steve Jobs & Steve Wozniak はアメリカンドリームの達成者としてコンピューターとは関係ない方面で、コンピューターとは何かも知らない人達によって取り上げられるようになり始め、初期からマイコンと格闘して来たマニアの人達は「???」な状況になって来ました。

 ま、いわゆるカルチャー系ってんですか?

 元々のマイコンファンとは関係なく、オシャレなカフェバー(死語)で中途半端に理解したマイコンの話を繰り広げるトレンド野郎(これも死語か?)が出て来たわけですよ、これが!

 知的という言葉を振りかざしながら、風呂に入るのが嫌いなマイコンマニアを涼しい目で見る人々は、しかし確実に一般の人達の興味を引きつけ、ついでにお金も引き出したってわけです。

 最初の異変は多分、旺文社が出した「Two Steves & Apple」って本で、コンピューターを別な角度から捉えた本だったわけだけど、当然ソフトやハードに対する突っ込みは浅く、マニアにはスカ本と呼ばれたわけですが、六本木の青山ブックセンターあたりじゃ、ド~~ンと目立つ場所に置かれてたわけです。

 その頃、マニアな仲間とトレンドな人達の中間にいた私は、それでもマニアな方に所属しつつ「どうなっちゃうの、これ?」みたいな気持ちになったわけです。

 それまでは Ascii や I/O と言った硬派なコンピューター雑誌は、毎号表紙がコンピューターの基板だったりしたのに、新創刊されるコンピューター雑誌には「こいつ絶対コンピューターの事、電子計算機とか言うよな?」みたいなアイドルが登場し、昔からのマイコンマニアは悔しさからの歯ぎしりのために、歯医者さんの景気が良くなったのならなかったの...

 とまあ、そういうとても屈折した状況がピークに達しつつあった頃、Apple から Mac が登場したわけです。




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